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PCP-S1の開発に携わった田中です。「携帯できるパソコン本体」というコンセプトを聞いて、初めは単純にPCを小さくするだけだと思っていました。しかし、携帯電話と同じくらいの大きさのPCをズボンのポケットに入れたままでも、モニターやキーボードにマウスそして外部機器などをわざわざケーブルなどで接続することなく使えてしまうという意味だと知って、モチベーションがグイッと上がりました。
キーボードやマウスだけでなく充電器に接続されたモニターまでもがワイヤレスで本体とつながるというちょっと変わった社長のアイデア。うちの社長は少々変わり者ですからね。
「これはパソコン本体であって携帯電話ではありません。しかし、携帯電話として使うことも出来ます。」そんな冗談めいたことを真剣に言いながら小さなPCの開発を進めていくうちに、開発メンバーの中からこんな声が出てきました。「携帯するからにはどこででも使えるように、他人のパソコンのモニターにも簡単に表示できるといいな。」と。確かに、出張先や外出先のパソコンを使うことがあるけれど、必要なアプリケーションやデータが無くて困ることがよくある。他人のPCや自宅のPCをすぐにいつも使っている自分のPCに変身させることが出来ればとても便利だ。
そこで開発したのが高速無線USB。これをデスクトップパソコンやノートパソコンに差し込むだけで、そのPCが自分のPCP-S1に大変身!
さらに、営業スタッフが「せっかくPCと携帯電話が一緒になるのだから、固定電話も一緒になると便利だな」と、もっともなご意見。それを実現しないわけにはいきません。これは僕も欲しいとな?と思うものにどんどんなっていきました。
とうとう面白いものが出来てしまいました。もう既に僕は愛用しています。たくさんの人に使ってもらえることを願っています。